SSBJ サステナビリティ開示基準案を公表
任意適用は最短25年3月期から
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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)は3月29日、サステナビリティ開示基準の公開草案(SSBJ基準案)を公表した。強制適用の時期は、金融庁・金融審議会サステナWGで議論するため明示しない。任意適用は「確定基準公表日以後終了する年次報告期間」から可能とする。予定通り25年3月末に確定基準が公表された場合には、25年3月末決算企業から適用が可能となる見込み。意見募集は7月31日まで。 |
基準案の構成
SSBJは国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)のS1基準とS2基準に相当する次の3つの基準案を公表した。
・サステナビリティ開示ユニバーサル基準公開草案「サステナビリティ開示基準の適用(案)」(適用基準案)
・サステナビリティ開示テーマ別基準公開草案第1号「一般開示基準(案)」(一般基準案) ・サステナビリティ開示テーマ別基準公開草案第2号「気候関連開示基準(案)」(気候基準案) |
ISSBのS1基準に相当する内容については、同基準との整合性に留意した上で、適用基準案と一般基準案の2つに分けた(図表1)。
【図表1】ISSB基準とSSBJ基準案の関係
出所:「コメントの募集及び本公開草案の...
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