金融庁 CG改革プログラムの方向性等に関する意見書公表へ
SSコード及びCGコードのフォローアップ会議開催
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金融庁は4月18日、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長:神田秀樹東京大学名誉教授)の第29回会合を開催した。昨年4月以来、1年振りの開催となる。今回は、資料「コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラムのフォローアップと今後の方向性について」(案)が提示され、サステナビリティや政策保有株式、独立社外取締役等に関する議論を行った。今後、同資料をベースに、議論を踏まえた修正を適宜加えたうえで、意見書として公表する予定だ。 |
政策保有株式に係る開示が不透明との指摘も
「コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラム」が昨年4月に公表されて、1年が経過した。各テーマに係る施策の取組み状況について実態を踏まえたフォローアップを行い、継続的に今後の方向性を検討する必要があることから、フォローアップ会議が開催され、議論が行われた。
資料では、具体的な論点として、「スチュワードシップ活動の実質化」、「取締役会等の実効性向上(独立社外取締役の機能発揮)」、「収益性と成長性を意識した経営」、「情報開示の充実及びグローバル...
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