東証 2024年3月期総会、英文招集通知の提供会社が増加
通知本文・総会参考書類の英訳をプライムの96%が提供
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東京証券取引所は、「2024年3月期決算会社の定時株主総会の動向について」を4月25日付で公表している。同3月期決算会社の定時株主総会は6月27日木曜日に最も集中する見込みで、集中率は29.7%。英文開示に関しては、「招集通知本文および株主総会参考書類の英訳」を提供予定のプライム市場上場会社は96.1%あり、昨年から5.3ポイント増加している(全市場では59.5%)。 |
79%が3週間前までに総会資料を電子提供
調査対象は、2024年3月期の東証内国上場会社2,268社で、回答社数は1,789社(全市場の79%)。調査によれば、同3月期定時株主総会は、6月27日木曜日に最も集中して開催され、集中率は29.7%。昨年の26.1%から上昇したものの、4年連続で20%台を継続。集中率は、1990年代に90%以上を記録したが、その後徐々に低下し、近年は30%以下が続く。この点、「総会は株主との重要な対話の場であるとの認識が浸透してきた」等の指摘もある。
株主総会資料の電子提供開始予定日については、「3週間前まで(21~27日前)」が79.0%、「4週間前まで(28日以上前)」が21.0%。プライム市場...
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