JICPA 「監査人の主要な見解等」の海外事例を調査

日本では監査の実施状況の具体的記載を
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いわゆる「監査人の主要な見解等」が海外でどのように記載されているか。日本公認会計士協会(JICPA、茂木哲也会長)が調査したところ、一般的な内容の記載や、個別意見を表明しているように読める記載などがあり、国際的な取扱いの明確化が求められそうだ。国内では、監査上の主要な検討事項(KAM)において監査の実施状況を具体的に記載することが重要だとしている。

key observationsとfindings

JICPAは11月13日、監査基準報告書701研究文書第3号「『監査上の主要な検討事項』における監査人の主要な見解等の記載に係る海外事例の調査レポート」を公表。国際監査基準(ISA)などにおける「監査...