ISSB 投資に関するスコープ3排出量の緩和措置などを新設
IFRS-S2号改訂案は6月までに公表
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国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は1月のボード会議で、IFRS-S2号「気候関連開示」の改訂を暫定決定した。温室効果ガス(GHG)におけるスコープ3のカテゴリー15「投資」の排出量の測定・開示から、デリバティブなどに関する排出量を除外することを認める方向だ。公開草案は6月までに公表される見込みで、60日間の意見募集を経て最終化される予定だ。 |
TIGの議論を反映
ISSBは、IFRS-S1号「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」とIFRS-S2号の適用を支援するため、移行支援グループ(TIG)を設置。関係者から質問を募り、適用上の疑問などを議論している。
今回のIFRS...
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