※ 記事の内容は発行日時点の情報に基づくものです
Worldwide Tax Summary 第2の柱の15%ミニマム実効税率のモデルルールを公表(OECD)
( 4頁)
PwC税理士法人編
PwC税理士法人顧問
岡田 至康 監修
岡田 至康 監修
2021年12月20日,OECDは,第2の柱の15%ミニマム実効税率のモデルルールを公表した。OECD/G20の包摂的枠組み(IF)による2021年10月8日の声明通り,本モデルルールは,予定される3つの関連ガイダンスのうち,最初のものとなる(2022年1月に解説コメンタリー,早ければ2022年年央により詳細な実施フレームワークを公表予定)。本モデルルールは,所得合算ルール(IIR),および軽課税支払いルール(UTPR)(総称して,‘GloBE’)を扱っている。第2の柱のもう一つのルールである租税条約特典否認ルール(STTR)の詳細は,20...