※ 記事の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[全文公開] domestic news 最高裁 CFC税制の適用に係る事件で国が逆転勝訴

( 11頁)

最高裁判所第二小法廷は11月6日、タックス・ヘイブン対策税制に係る事件の上告審判決で、東京高裁の判決を破棄した(令和4年(行ヒ)第228号、第229号)。同事件は、タックス・ヘイブン対策税制の適用について争われたもので、高裁では企業側の主張が認められた判決が下されていたが、今回の最高裁の上告審判決により、逆転で国側が勝訴している。

なお、裁判所のHPにおいて、同事件の判例が公表されている。( https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/467/092467_hanrei.pdf )。

※来月号以降に、本誌の「租税事件の論点からアプローチする実務国際課税」において、同事件に係る解説を掲載する予定です。