※ 記事の内容は発行日時点の情報に基づくものです
各国QDMTTの制度概要と留意点 第5回 アイルランド
EYアイルランド パートナー ロリー・マッキーバー
EYアイルランド マネージャー ジュラン・モロニー
EY税理士法人 マネージャー 上出 勇紀
( 49頁)
1 はじめに
OECD第2の柱の枠組みは、IIR 1 、QDMTT 2 、UTPR 3 の3つの仕組みで構成されており、総称してGloBEルール 4 と呼ばれています。日系多国籍企業の場合、IIRは通常UPE 5 レベルで適用され、QDMTTは海外子会社レベルで適用されます。各国のQDMTT制度は、OECDのGloBEルールから(若干)乖離する可能性があり、重複する仕組みが適用されると複雑さが生じる可能性があります。
こうした複雑な状況に対応するため、日系多国籍企業にとって重要な各国・地域におけるQDMTT制度を解説する連載記事を掲載しています。
本稿はそのシリーズの一環として、アイルランドにおけるQDMTT制度の概要...




