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TP Controversy Report〈105〉 【令和8年度税制改正】企業グループ間取引の書類保存の特例

EY税理士法人  竹内 茂樹

( 128頁)

はじめに

本TP Controversy Report〈102〉( 本誌2026年3月号 )では、昨年末に明らかになった税制改正大綱に基づき、新たな「企業グループ間取引の書類保存制度」をご紹介しましたが、その後、本年3月31日付官報で、具体的な条文(法人税法施行規則)が明らかになりましたので、それに基づき再度、本制度を確認してみたいと思います。

1 制度の概要等

内国法人(公共法人を除く)は、2026年4月1日以降開始事業年度において、関連者との間で、「販管費」(法人税法22条3項2号に掲げる額)の起因となる取引を行った場合、受領・作成した、注文書、契約書、送り状、領収書、見積書その他これらに準ずる書類...