2020/02/06 9:00
~グローバル税務ガバナンスの向上を目指して④~
昨年11月号から新コーナーとして展開している『グローバル税務ガバナンスの向上を目指して~あるべき「機能・組織」と「人材育成」~』は、2月号から約6ヵ月にわたり対談形式にスタイルを変えて発信していきます。(概要はこちら)
「グローバル税務ガバナンスの向上を目指して~あるべき機能・組織と人材育成~」
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月刊「国際税務」でしか得られない他社事例をご紹介!
連載の第1回(11月号)では、『グローバル税務ガバナンスの定義や意義』、第2回(12月号)では、『税務部のあるべき姿や機能』、そして第3回(1月号)では『充実した社内教育・組織体制-あるべき税務部への道-』に注目し、税務ガバナンス向上の主役は誰なのか、経理・税務部門だけでなく会社一丸となり税務ガバナンス向上の意識を醸成させることを目的に、前田謙二先生が持たれている問題意識と併せて掲載してきました。
そして、2月号からは、前田先生が企業を訪問、対談形式で企業の実践例を深堀りしていきます。
初回の対談企業は、ダイキン工業株式会社様。
対談では、「グローバル税務ガバナンス」を向上させるにあたり、税務部のあるべき姿や機能など「組織的」な観点と、そのような機能を担う「人材」をどのように育成するべきかという観点からお話を伺いました。
対談を通して明らかになる組織体制や、その組織を動かしていくための仕組みからは、組織づくりや他部門との連携の歴史など経理税務部門の途方もない努力を垣間見ることが出来ます。
『企業対談:ダイキン工業株式会社』目次 ▼税務部のあるべき姿・機能 1「親会社としてのグローバル税務ガバナンスに対する考え方」~「移転価格税制の考え方の浸透」と「BEPSルールの遵守」~ ▼人材育成・人材評価について 3「人事評価の指標(KPI)について」~「売上高」と「マーケットシェア」~ ▼税に対する意識・考え方 6「税務コンプライアンスについて」~日中をはじめ主要取引にバイラテラルAPAを推進~ |
月刊「国際税務」では申告実務や税務調査の対応などの情報だけでなく、今回ご紹介の「グローバル税務ガバナンスの向上を目指して」のような、グローバルに活躍する企業にとって重要な「税務リスク管理」についての情報も掲載しております。
また、これから新しく"国際税務"というものに携わる方のための連載もご用意しております。(詳しくはこちら)
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他社の情報、他社との交流の場を提供します!
企業の税務担当者様からは、「自社の状況しかわからないため、他社の取組み状況が大変参考になる。その際、重要となるのは何をしているかだけでなく、『△△に向けて、**の行動をとり、その結果〇〇を得た』という具体事例だ」と耳にします。
国際税務研究会では、今回ご紹介のような誌面上で展開する企業対談だけでなく、コミュニティとして運営している少人数の情報交換会「パートナーシップミーティング」を通して他社状況に触れていただき、新たな気づきや抱えている課題解決の糸口に繋がればと切に願っております。
グローバルで活躍している企業/担当者、専門家にフォーカスし、税務組織/人材のロールモデルを発掘していき皆さま方の国際競争力の発展に寄与していく所存です。
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