当社は、国内及び海外子会社を複数有しており、これらのうち、当期中に当社の子会社A社、B社及びC社から決算配当を受けることを予定しています（下記〔図〕を参照）。子会社から配当を受けることとなる場合には、令和2年度税制改正で導入された「子会社株式簿価減額特例制度」（以下「本制度」という。）により、子会社株式の帳簿価額の減額が必要となる場合があると聞きました。

これらの子会社の株式については、具体的にどのような影響があるのでしょうか。なお、これらの配当については、受取配当等の益金不算入又は外国子会社配当益金不算入の適用を受けることとなります。