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附帯税に係る実務 第22回 重加算税―相続財産か否か―
税理士 佐藤 善恵
( 75頁)
前回 は、相続税に係る重加算税の事例について、特に名義預金などが論点になったケースを取り上げました。今回は、相続財産に含まれるか否かの争点で争われるケースについて、もう少し幅広い論点をみていきます。
Q1
父が亡くなった後に、父の自宅にあったはずの現金5,000万円が無くなっていました。
この5,000万円は相続財産に含めなければなりませんか。また、仮に相続財産に含めずに申告した場合、重加算税の対象になりますか。
A1 お父様がお亡くなりになった際にお父様の現金5,000万円が存在していたのであれば、相続財産として申告しなければなりません。また、重加算税の対象になるか否かについては、事実関係によって判...