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Selection Q&A CASE 3 分掌変更等による適正役員退職金の計算妥当性
税理士 前 正男
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Q
A社は、平成21年4月に甲氏(50%)及び乙氏(50%)が出資して設立した化粧品の製造販売業を営む法人(3月決算、資本金1,000万円の同族会社)です。
令和5年6月25日のA社株主総会において、同社創業者の代表取締役社長甲氏(82歳)の辞任を承認し、「役員退職慰労金規程」に則り、分掌変更等による役員退職金2億2,620万円を支給する旨の決議を行い、同年7月25日に支給しました。なお、甲氏は、代表権を長男乙氏(55歳)に事業承継し、現場の第一線を退きます。
甲氏は、非常勤の取締役顧問となり、報酬月額も100万円に減額しました。
なお、役員退職金の計算は、A社の「役員退職慰労金規程」によれば、役位別...





