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法人税 法人税重要事例検討:令和の判例・裁決例―43
税理士 古川 浩二
( 86頁)
先月に引き続き、法人税の実務において重要、かつ、誤りやすいと思われる事例について検討します。
今月は「所得の金額」について取り上げます。
Q1 支出のうち、使途の確認ができず、業務との関連性の有無が明らかではないものは
損金の額に算入することができないか
当社(以下「A社」といいます。)は、昭和61年10月に設立された不動産の賃貸、売買及び管理等を目的とする9月決算法人であり、代表取締役はGでしたが、令和7年1月に解散しました。
Gは、e市f町に所在する建物(以下「Jビル」といいます。)及びb市g町に所在する建物(以下「Kビル」といいます。)の一部を、L地方裁判所が行った競売によりそれぞれ落札しました。...




