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Selection Q&A CASE 3 企業再生税制の私的整理に係るDESの活用
税理士 前 正男
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Q
X社は、昭和45年設立のケーブル用電線の製造・販売を営む、資本金1億円の3月決算の非同族会社です。同社の出資割合は、代表者甲(15%)・姻戚関係のない知人乙(15%)・同丙氏(15%)と金融機関A(15%)・同B(15%)・同C社(15%)とその他従業員持株会(10%)です。
現在のX社は、コロナ禍の影響で赤字が続き、税務上の繰越欠損金も3億円あり、債務超過となっています。そのため、資金繰りの都合上、金融機関A(2億円)・同B(1億円)・同C社(1億円)から総額4億円の借入と、甲(1億円)・乙(1億円)・丙氏(1億円)から総額3億円の借入を行っています。
X社は、この総額7億円の借入金を返済する...




