赤字の海外子会社からのロイヤリティ収受について

※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
Q

・中国内に設立した子会社について、設立当初1~2年間が赤字決算となるとき、その期間においてもロイヤリティを収受すべきでしょうか。特に、設立2期目ぐらいになると売上が発生しますが、初期費用等が多く、赤字となることがままあります。子会社の売上は、当社(親会社)のノウハウを使用して発生するはずであると考えると、「赤字でもロイヤリティを取るべき」と思っています(少なくとも、日本の国税はそのような考え方だと思います)。しかしながら、中国では、「赤字の会社からロイヤリティを取るべきではない」として、中国子会社側で損金不算入になると聞いたことがあります。親会社の税務調査でどのような説明をすれば納得してもらえるのでしょうか(日本と中国の税率を考慮して、中国側でリスク負担をさせるということも一つと思われますが)。

・子会社の売上は、親会社のノウハウを使用して発生するはずであると考え、赤字でもロイヤリティを取るべきでしょうか。また、ロイヤリティは売上の何%にすべきでしょうか。

A
(専門家の見解全文 文字数:4778文字)

【伊藤】 赤字の会社からロイヤリティを取………

    この続きは企業懇話会 会員限定コンテンツ「質疑応答集」に収録されています
    「企業懇話会」会員になると、本事例だけでなく2,000件以上の経理実務を巡る実用的な事例が読み放題!
    詳しいサービス内容は下記ボタンよりご覧ください。無料でお試しいただけるIDもご案内させていただきます。
  • 「質疑応答集」・「企業懇話会」についてもっと詳しく見る お試し申込