海外子会社への役務提供に係る間接費の妥当な請求単価とは

※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
Q

 当社(親会社)は海外子会社に対し、親会社社員が海外子会社への出張時に一部支援やサポートといったいわゆる「役務提供」に該当する業務を行った際には、子会社への請求項目として直接費(実費旅費及び労務費)、間接費を請求しています。

 直近の税務調査で調査官より間接費の請求単価(2,000円/日)が安いとされ、4,000円~5,000円/日が世間相場であるとの指摘を受けました。

 結果としては指導に留まりましたが、4,000~5,000円/日の根拠を質問しても当該調査官から明確な回答はなく、「世間相場」との一点張りでした。

 指導に留まったものの、今後の事も考慮し当社では何らかの対策を検討していますが、どのような金額設定が妥当なのか、そして指標となるものがあればご教示ください。

【参考】間接費の算定方法

前年末実績ベース【通信費+水道光熱費+事務用品費+減価償却費(建物)】÷前年末時点の在籍人員

A
(専門家の見解全文 文字数:1749文字)

【伊藤】 役務提供に………

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