海外子会社への生産指導に係る諸費用は日本親会社負担として問題ないか?

※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
Q

 当社は海外子会社に製造委託しており、生産設備のレイアウトや品質管理の指導を行うことがあります。

 なお、当製造委託のプライシングについては、基本的には海外子会社が独自に見積りを行い、それが当社で想定する価格であるかどうかを評価して決定しています。ただし、見積りの前提条件は詳細に決めていません。

(1)これらの指導を出張ベースで行う場合がありますが、それは発注元である当社の役割として行っているものであり、係る諸経費については日本親会社負担として差し支えないものと考えますが、いかがでしょうか。

 また、それが認められるためには、どのようなエビデンスを残しておけばよいのでしょうか。

(2)上記とは逆に、海外子会社の従業員を日本親会社に呼び寄せて教育を行うといった場合、係る費用について日本親会社の負担として問題ないでしょうか。

 なお、当該教育は、委託する製造作業に必要なスキルを習得させるための教育であり、適切な作業をしてもらうために必要であるとして、当社側の要請で行っています。

A
(専門家の見解全文 文字数:2409文字)

【澤田】 (1)につ………

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