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[全文公開] domestic news OECD 30ヶ国の移転価格プロファイルを更新

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OECDは2月28日, 各国の移転価格税制のプロファイル を更新した。昨年8月,12月に続く3回目の更新となっており,今回は米国,中国,韓国などを含めた30か国の内容が更新されている(アイスランド,ウクライナ,ジャマイカ,セネガル,パプアニューギニア,ホンジュラスの6か国の新規追加を含む)。

プロファイルでは,従前から各国の移転価格算定方法,比較可能性分析,文書化などを含め移転価格の主要な点について各国へのアンケートによる回答が記載されているが,昨年から続く更新においては「金融取引に係る移転価格の取扱い」と,「恒久的施設(PE)へのAOA(OECD承認アプローチ)の適用」に係る内容が新たに追加されている。