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租税事件の論点からアプローチする実務国際課税 第10回
秋元 秀仁
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略歴 旧大蔵省主税局、国税庁調査査察部調査課(国際/審理担当)、同課税部法人課税課、同審理室、東京国税局統括国税実査官(国際/富裕層担当)、玉川税務署長、東京国税局調査管理課長、国税庁長官官房監督評価官室長、札幌国税局総務部長、高松国税局長などを歴任。現在、税理士、青山学院大学大学院非常勤講師。
はじめに 1 事案の概要 2 事実関係 3 争点 4 判断 (1) 原審判決(東京高裁) (2) 最高裁の判断 |
5 検討 (1) タックス・ヘイブン対策税制と非関連者基準 (2) 本判決の意義 (3) 原審の判断アプローチの考察 (4) 最高裁判決における判断枠組み (5) 最高裁判決の射程と課税実務への影響 |
1 事案の概要...