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一目でわかる中国☆国際税務教室 Vol.249 中国税務のBEPS2.0対応

上海ユナイテッドアチーブメント コンサルティング 代表 公認会計士・税理士 鈴木 康伸

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BEPS2.0における第2の柱(Pillar 2)のグローバル・ミニマム課税について、中国の現状と動向を合わせて解説したい。

(図1)Pillar 2:グローバル・ミニマム課税

グローバル・ミニマム課税は、多国籍企業(連結売上7.5億ユーロ以上)の国別所得の最低税率を15%以上に確保する仕組みである。日本は、所得合算ルール(IIR:Income Inclusion Rule)、国内ミニマム課税(QDMTT:Qualified Domestic Minimum Top-up Tax)、軽課税所得ルール(UTPR:Undertaxed Profits Rule)について、令和7年度税制改正により一連の...