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法人税 法人税重要事例検討:令和の判例・裁決例―40
税理士 古川 浩二
( 86頁)
先月 に引き続き、法人税の実務において重要、かつ、誤りやすいと思われる事例について検討します。
今月は「損金の額」について取り上げます。
Q1 法人税法22条3項にいう「損金」の意義
当社(以下「A社」といいます。)は、令和2年2月に設立された12月決算法人で、病院開設に関する業務等を目的としています。
当社は、令和2年9月15日付で、G病院の院長であるE(以下「E院長」といいます。)との間において、D市に所在するFビルの3階部分(以下「建物B」といいます。)に設置された当社の所有する内装造作諸設備(以下「設置設備C」といいます。)を、E院長に賃貸する旨の契約(以下単に「設置設備賃貸契約」といいます。)...





