週間「適時開示」ニュース(9/20~9/26)

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神戸物産が議決権行使の電子化を採用(9月22日)

神戸物産(東一,トーマツ)は9月22日,議決権行使の電子化を導入することを公表した。従来の書面による議決権行使に加えて,新たにインターネットを利用した議決権行使を採用する。また,東証が運営する機関投資家向けの「議決権電子行使プラットフォーム」への参加予定も同日公表した。

東証によると,本年3月期決算会社(2,304社)を対象とした同プラットフォームの利用割合は,東証一部上場会社では60%を超える。利用を検討している会社等を加えると78.5%まで拡大する見込みだ( 本号4頁 参照)。

新生銀行が買収防衛策を導入(9月22日)

新生銀行(東一,トーマツ)は9月22日,SBIホールディングス(東一,トーマツ)が実施する株式の公開買付け(TOB)を巡り,「株主意思確認を必須前提とする買収防衛策」の一部となる,新株予約権無償割当てに係る発行登録を公表した。

現在,SBIホールディングスは新生銀行の筆頭株主である。9月10日より開始したTOBにおいて出資比率を最大48%に引き上げ,新生銀行の連結子会社化を目指している。これに対し新生銀行は,「何らの予告も説明も協...