SSBJ 文書化の記述は強制力のない補足文書等に移動へ

SASBスタンダード等の取扱いを議論
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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)は9月19日、第39回委員会を開催した。テーマは、「SASBスタンダード」と「産業別ガイダンス」の取扱い。事務局から、SSBJ基準案を変更せず、「参照し、適用可能性を考慮しなければならない」ガイダンスとする考えが示された。一方で、ガイダンスを参照して、検討したことの文書化を求める記述については、基準を構成する結論の背景から強制力のない補足文書等に移動することが提案されている。

公開草案での提案

ISSB基準では、企業がサステナビリティ関連のリスクと機会を識別して、重要性がある情報を開示するにあたり、参考にする一定のガイダンスが示されているが、取...