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単なるバッテリーの交換が資本的支出と認定される根拠とは?
※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
当社では、充電式荷物運搬機のバッテリー交換費用について、従来全額修繕費として処理してきましたが、直近の税務調査でそれは資本的支出であるとの指摘を受けました(バッテリーがないと作動しないため、それはメイン部品であるという理屈)。
バッテリー交換費用は運搬機の規模にもよりますが、平均すると40万円程度であり、調査官の指導としては、「今後は一定の基準をもって資本的支出として処理したほうがよい」とのことでした。これを受け、顧問税理士とも相談した結果、交換時に60万円以上の経費が発生する場合は資本的支出として処理することとなりました。
当社の認識としては、当該バッテリーは「消耗品」であり、交換により運搬機自体の使用可能期間が延びるわけではなく、ましてや機能・価値が向上するわけではありません。何をもってメイン部品と言うのか、法令上何ら根拠はないと思われますが、調査官の指摘に合理性はあるのでしょうか。
(専門家の見解全文 文字数:2474文字)
【諸星】 資本的支出については、法人税法施行令第132………
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