販売先から開発依頼を受けた場合、その開発費は製造原価に算入すべきか?

※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
Q

 当社(機械部品の製造業)では、機械メーカーの新製品に係るコンペに参加して、その部品の生産受注権利を獲得するというケースがあります。

 その場合、当該新製品の特性を発揮させるための部品を開発しますが、当該開発費については、開発が必ずしも成功するとは限らないため(実績としては殆どの場合成功している)、試験研究費として当期の損金で処理してきました。

 ところが、直近の税務調査において、機械メーカーから実際に開発の依頼を受けた時以降に要した開発費は、全て当該部品の製造原価に算入すべきとの指摘を受けました(オーダー品であり、工業化研究に当たると示されたと認識している)。

 最終的には否認には至らなかったものの、今後は見直すようにと指導を受けましたが、どのように対応すればよいでしょうか。

A
(専門家の見解全文 文字数:700文字)

【諸星】 新製品の特性を発揮するための部………

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