「スクラッチ開発」「アドオン等による開発」における資産計上範囲は?

※ 質疑応答の内容は公開日時点の情報に基づくものです
Q

 ソフトウエアの開発においては、社内にて開発、またはベンダーに委託して開発する場合のいずれにせよ、自社内の従業員が開発に関与します。それら従業員の労務費をどこまで開発に係る費用として資産計上すべきかは、従前より議論されている悩ましい問題です。

 例えば、①独自ソフトを「スクラッチ開発」(既存のプログラムやパッケージソフトを使わず、ゼロの状態から開発)する場合、「②パッケージソフトのアドオン(機能追加)・カスタマイズにより開発」する場合、税務上資産計上すべき費用の範囲について、それぞれどのような考え方で整理すればよいでしょうか。

 なお、社内労務費については、ソフトウエアの仕様決定への関与(開発への単なる意見具申も含む)に係る工数を認識し、取得価額に算入することを考えています。

A
(専門家の見解全文 文字数:1984文字)

【諸星】 「スクラッ………

    この続きは企業懇話会 会員限定コンテンツ「質疑応答集」に収録されています
    「企業懇話会」会員になると、本事例だけでなく2,000件以上の経理実務を巡る実用的な事例が読み放題!
    詳しいサービス内容は下記ボタンよりご覧ください。無料でお試しいただけるIDもご案内させていただきます。
  • 「質疑応答集」・「企業懇話会」についてもっと詳しく見る お試し申込