自民党 サステナ開示についてヒアリング

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あいさつする鈴木小委員長(右)

自民党は11月24日、金融調査会の企業会計に関する小委員会(鈴木馨祐小委員長)を開催した。サステナビリティ基準情報の開示をテーマに、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事の小森博司氏とISSB議長の特別顧問である渋澤健氏からヒアリングを行った。

冒頭、鈴木小委員長は「国際的に気候変動の開示の議論がかなり進んでいる。今後、気候変動についてどのような情報開示を求めていくべきなのか、気候変動以外の(次にISSBで基準化される可能性のある)8分野の開示について何を基準化すべきなのかなど意見交換をしたい」と挨拶。気候変動を中心にISSBでの議論の状況を聞いたほか、次の気候変動以外の開示分野について議論したようだ。

今後は、関係者などからヒアリングを行いながら、四半期開示や監査法人のガバナンス・コードについて議論していく方向。