[質問]
　Ａ株式会社は製造業で資本金1億円の同族会社です。株主は同族株主の他に約20人います。
　毎年社内の売上目標を50億円としてきましたが、前期約10年ぶりに目標 を達成しました。
　通常1株当たり50円の配当ですが、目標達成の記念配当1株当たり50円とし、 合計1株当たり100円とする予定です。
　Ａ社は毎年株主総会を会社法のルールで開催しており、配当決議では記念配当 についても議事録でも明記しています。
　類似業種比準価額の計算で財産評価基本通達では「1株当たりの配当金額は.........特別配当、記念配当等の名称による配当金額のうち将来毎期継続することが予想できない金額を除く」となっています。
　今回の売上目標逹成記念配当は通達の記念配当に該当すると考えてよいでしょうか。
　Ａ社の過去の記念配当は昨年創立55周年、6年前の創立50周年があります。
　今期は目標を上げることや、 仕入先や取引先の事惰を考えると売上目標 達成は困難な状況にあります。

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