出来高払いの工事収入の計上について

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです

[質問]
 当該会社は、会計期間は4月から翌年3月までの1年で、配管工事業に携わるもので、収益の計上基準は出来高払いによっています。
 当該会社は、令和5年3月に工事の受注を受け、3月28日から仕事に着手し、翌事業年度の4月中に完成しました。
 そこで当該会社は、3月28日から3月31日までの工事経費を仕掛として計上しました。
 当該会社は税務調査を受けた際、当該経理に関して、「御社は収益の計上に関し出来高払いに拠っているのだから、仕掛を計上するのはおかしい。その仕掛けに係る収益を計上すべきではないか」と調査官は主張するのですが、当該主張は正しいのでしょうか。

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ご照会の件につ………

(回答全文の文字数:1879文字)