金融庁 サステナ保証は専門グループを設置して議論へ

ガバナンス・リスク管理も保証対象に追加
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金融庁・金融審議会は12月2日、第5回サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ(サステナWG、神作裕之座長)を開催した。前回( No.3675・2頁 )までの議論を踏まえ、有価証券報告書でのSSBJ基準の適用に関して、保証制度の方向性を議論。保証導入後2年間はスコープ1・2だけでなく、ガバナンス・リスク管理も対象にする案が示された。登録制度の登録要件、検査・監督や自主規制機関のあり方などは専門グループを設置して議論する方向だ。

非監査法人による保証も認める方向

当日は、有報でのSSBJ基準を適用した開示について、27年3月期より時価総額3兆円以上、28年3月期より時価総額1...