取引相場のない株式の評価における「中心的な株主」について

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです

[質問]

 甲株式会社の株主構成は次のとおりです。

個人株主A及びAの個人同族関係者 7%

株主A及びAの同族関係者で50%超の株式を所有する乙株式会社 16%

上場会社            24%

その他個人(同族関係なし)   53%

合計              100%

 甲株式会社では30%以上の同族株主はいません。

 Aの一族は、A、Aの個人同族関係者及び乙株式会社で23%を所有しています。

 「中心的な株主」は15%以上の株主グループのうち単独で10%以上を有している株主がいる場合におけるその株主をいう、とされています。

 Aのグループ23%のうち乙株式会社が単独で10%以上所有していますので、乙株式会社が「中心的株主」に該当すると考えてよろしいでしょうか。

 

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 取引相場のない株式………
(回答全文の文字数:458文字)