駐車場経営者が発行するサ-ビス券の会計処理

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです

[質問]
 不動産賃貸業を営む法人(3月決算)A社は、1階が店舗(テナント法人3軒入居)、2~4階が時間貸し駐車場となっているビルを所有しています。
 今年3月に磁気利用の駐車サ-ビス券(購入単価50円/枚)12000枚を購入しました(総額60万円)。
 このサービス券は
・ テナントとして入居している法人に1枚200円で販売し、入居法人は来店してくれた一般客にサ-ビスとして配布する。
・ サービス券を受けとった一般客は、A社が所有しているビルの時間貸し駐車場を出庫する際、精算機にサ-ビス券を挿入すると通常の料金から1枚当たり200円の値引を受けられる。
・ A社は、精算機に入れられたサービス券は、回収後もそのまま再利用できるため再び各テナント法人に対し販売することができる(磁気部分が破損するまで再利用可能)。
 上記のサービス券の利用(運用)状況に基づき、次の質問①及び②の回答をお願いします。
質問①
 期末までに2000枚をテナント法人に販売しましたが、期末時にA社の手元に1万枚が残っている場合、残った分は棚卸資産として棚卸すべきでしょうか。
 又は、少額資産として購入額全額を消耗品費として処理すべきでしょうか。
質問②)
 棚卸資産として処理した場合、翌期に一度販売したサービス券を精算機から回収し、そのサービス券が翌期末に手元に残った場合、同様に棚卸処理しなければいけないでしょうか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

質問①について 期中………
(回答全文の文字数:401文字)