非上場株式の評価について

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 A社は消費税を税込経理しており、直前期に多額の設備投資があったため雑収入に消費税還付金が計上されています。
 株式の評価にあたって類似業種比準価額の1株当たりの利益金額の計算上、非経常的な利益は除いて評価することになっていますが、消費税の還付金は非経常的な利益に該当するでしょうか。当該還付金は直前期において設備投資をしたことによる偶発的な利益と捉えることはできないでしょうか。
 もし税務当局が否認する場合、根拠としてどのような理由が考えられますか。


参考
?前3年分の消費税の状況は以下のとおりです。
?直前期     △0.6億円(中間納付の還付)
?直前々期    1.4億円
?直前々期の前期 1.7億円

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

 当該還付金は、非経………
(回答全文の文字数:387文字)