デパートの従業員駐車場として利用されていた土地の評価

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 被相続人(令和2年10月相続開始)の相続財産にデパートの従業員駐車場(アスファルト敷)があり(デパートと従業員駐車場は遠く離れており、評価単位は別という前提です)、被相続人とは同族関係にないデパートを運営するA社が当該駐車場を賃貸しています。
 被相続人とA社は当該土地に平成元年に無償返還の届出を提出していましたが、平成元年当初から相続開始まで当該土地に建物が建てられたことはなく継続して従業員駐車場でした。
 平成元年の土地賃貸借契約開始時には当該土地は田(当時の固定資産評価証明書あり)であり、賃借人のA社が造成して利用したため無償返還の届出が提出されたのではないかと推測するところですが、当該土地は自用地評価の80%で評価できるのでしょうか。


 土地の概要
  地目 平成元年 田
     平成2年 地目変更により雑種地(固定資産税評価額も宅地と同等)
  権利金の授受なし
  平成元年の相続税評価額2,200万円
  平成元年当時の地代年額150万円
  現在まで土地の評価額と地代はほぼ同額

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1 結論として、ご照………
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