賃貸兼用建物敷地について地積規模の大きな宅地を判定する際の評価単位

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 オーナーズマンションが建築されている宅地(1筆600㎡)を評価する必要があります。
・建物が建築されている部分と入居者用駐車場部分で600㎡
・建物は計6室の部屋のうち賃貸部分5室(各70㎡)、被相続人自宅部分1室(80㎡) 延べ床面積:計430㎡
・地積規模の大きな宅地のその他の要件は満たしています。
 この宅地を評価する際には、次のように評価すると思います。
 自用価額1億円-(自用価額1億円×借地権60% ×借家権30%×賃貸割? 合350㎡/430㎡)
 この場合に地積規模の大きな宅地の適用可否については、全体600㎡なので適用可能と考えるのか、それとも
 貸家建付地部分600㎡×350㎡/430㎡=488㎡、
 自用部分112 ㎡
と分けて考えて、いずれも500㎡以下なので適用できないと考えるのでしょうか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

1. 評価単位 土地………
(回答全文の文字数:707文字)