種類株式の評価

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
A株式会社
■株主構成 
代表取締役A 1,500株、
取締役B    250株、
取締役C    250株
?(A、B、Cは親族関係のない他人)
■発行済株式数 2,000株
■A社株式の原則評価額 20,000円、配当還元価額 2,000円


 代表取締役Aが退任するにあたり、株式を持ったまま退任するケースで、議決権に影響を及ぼさないために、配当優先無議決権株式としました。Aの後継者にはBが就任しました。
① このとき普通株式はBの250株とCの250株になりますが、仮にBに相続が発生し、Bの親族が250株を相続した場合、株式の評価額は配当還元の2,000円×250株となりますか。
 それとも、Aの議決権0、Bの議決権250、Cの議決権250となるため、原則評価20,000円×250株となりますか。
② その後、代表取締役Aに相続が発生し、遺言で後継の代表取締役Bに株式を全て1,500株遺贈した場合について。
 代表取締役Bが相続した株式は、無議決権株式のため、議決権に影響を及ぼさないことから、配当還元評価2,000円×1,500株となりますか。
? それとも議決権の有無は関係なく、原則評価の20,000円×1,500株となりますか。

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1 種類株式について………
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