非上場株式の評価(リース資産の評価)

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 会社でリース資産を保有しています。会社の計上処理としては資産の部(リース資産)3,443万5,000円、負債の部(長期未払金)2,794万8,000円です(何年か経過後の数字です)。
 リース資産部分は、リース定額として5年(6年及び7年もあります)の耐用年数で定額償却を行っています。
 この場合、リース資産部分の相続税評価額は、減価償却控除後の帳簿価格(直前期末の価格)でいいのか不明です。なお、直前期末方式を採用し、仮決算方式は採用していません。
 本件の場合は、リース期間が経過すれば、リース物件を返還する契約です。
 リース資産は一般動産の評価を行う、すなわち定率法で償却を行った後の金額を、リース資産部分の相続税評価額とすればよいのかご教示ください。なお、この場合には長期未払金部分を負債の金額と考えています。
 直前期末方式を採用し、仮決算方式は採用していませんので、リース資産部分及び長期未払金部分について、課税時期ではなく直税期末の金額を採用すればいいのかご教示ください。

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〔回答〕 ご照会のリ………
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