一団の土地に5棟の建物が存在する場合の評価単位

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです
"

[質問]

 令和4823日に相続が開始しました。

 被相続人甲(以下、甲)が所有している複数の筆に分かれている土地の評価について教えてください。

 相続開始時点のその複数の土地の利用状況はそれらの土地を一体として借家、貸店舗の敷地として利用していました。

 その複数の土地の地積が1000㎡以上あります。

 対象地は三大都市圏以外の地域に該当、地区区分は普通住宅地区、市街化区域、都市計画の用途地域は工業専用地域に指定されている地域以外に所在し、容積率400%未満(東京都の特別区ではない)に所在です。

 土地上の借家・貸店舗は昭和48年に建築された木造の建物で経過年数も長く、相続開始時点での入居は5軒のうち1軒のみです。

 土地には、これらの借家のための開発道路は作られていません。

 なお、この家屋は建築後現在まで登記されたことがなく、また甲の母親(以前死亡)の所有として未分割のままです。甲の母の相続人は甲のみで、甲の申告期限までに、甲の相続人(甲の長男、甲の長女の2名)により分割協議を行う予定です。

 これらの条件を勘案し、地積規模の大きな宅地として評価を進めたいのですが支障はないでしょうか。

"

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

地積規模の大きな宅地………
(回答全文の文字数:774文字)