同族関係者間における非上場株式の売買

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 ㈱乙は㈱甲から、平成28年6月に会社分割で設立した法人です。
 100%子会社です。適格分割です。
 ㈱乙の代表取締役であるBの実父Aは大株主であり、相続の発生が近いと思われます。
 Bは、相続により㈱甲の株主構成が変更され、㈱乙の経営を妨害されないように、㈱乙の株式を過半数、あるいは全部を㈱甲から買い取りたいと考えています。
 両法人とも通常の事業会社です。
 株価の算定に当たって、小会社として(実際は大会社にあたる)、不動産の評価は時価、評価差額の法人税は控除しない、以外に特別に考慮すべきことはありますか。


参考
(株)乙の開始仕訳
有形固定資産  43,113千円/資本金   10,000千円
             /資本準備金  33,113千円
(株)甲の株主構成
  発行済総数  50,000株
  自己株式   15,900
  A      10,000
  B      10,000
  C(Bの姉妹の夫)10,000
  優先株       3,000
  他人        1,100

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〔回答〕 ご照会の件………
(回答全文の文字数:1192文字)