所得の種類

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです

[質問]

 所得税の所得の種類についてお尋ねします。

 個人Aと個人B(Aの親族ではない)との間で、AはBに対し、自己の生活、療養看護及び財産の管理に関する事務を委任し、Bはこれを受任するという内容の委任契約を締結しました。

 具体的な内容は、Aの銀行口座の入出金、振込等についての権限、Aが診療を受けている病院からの診療説明を受けること及びその後の治療における相談等、印鑑証明書の取得申請等、Aが代表取締役である甲社の取締役会等におけるAの代理人として会議に参加する等です。

 契約は委任契約ですが内容はAの指揮命令系統のもとでAの要望どおり作業しているだけなのでBが受ける報酬は給与所得になりますか。

 なお、Aは不動産業を営む甲社の代表者であり、Bは甲社の賃貸物件を管理する乙社の従業員です。

 Bはこれまで乙社の従業員であっただけで、他に上記のような収入があったことはなく、また自ら事業を行っていることもありません。

 

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

1 お尋ねのB氏が受………
(回答全文の文字数:1855文字)