ヨットの帆の張替費用

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 減価償却資産の資本的支出と修繕費についてお尋ねします。
 法人(12月決算)が平成30年3月に2,400万円の中古ヨット(ガソリンエンジンがあり、通常は帆だけで航行します)を取得して、グループ企業の福利厚生として企業グループ会社へ賃貸しております。
新品ですと7年の償却ですが7年以上経過してるということなので簡便法により2年で償却する予定です。
 平成31年2月にヨットの帆3枚が破れてきたので交換することになりました。この費用が300万円ほどかかる予定です。所有者によると、船の帆は2~3年ぐらいの周期で交換が必要だとのことです。
 この場合、定期的な維持補修のための交換として修繕費で処理することは可能でしょうか。それとも2~3年ごとの交換の実績がまだないので、資本的支出として処理をしなければならないでしょうか。
 基本通達での金額基準によっても高額なので当てはまらない為、どうすべきかわかりません。ご教示ください。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

 ご承知のように、法………
(回答全文の文字数:873文字)