有価証券の期末評価について

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
1 事実関係
(1) 当社は、年1回8月末決算の法人で、令和元年6月に上場株式(A社株式)を1億円で取得した。
(2) その取得日において、短期売買目的で取得した旨を帳簿書類(総勘定元帳)に記載した。
(3) 当社にはトレーディング業務を日常的に行っている専門部署はない。
(4) 前期に購入した上場株式(B社株式)は、短期売買目的で取得した旨を帳簿書類(総勘定元帳)に記載しなかった。
(5) 令和元年8月末時点でA社株式・B社株式の時価は9,000万円になった。
2 質問事項
(1) 有価証券評価損として1,000万円を損金計上してもよいですか。
(2) 期末評価の時価法は、毎期継続しなくてもよいですか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

(回答要旨)1 株式………
(回答全文の文字数:2479文字)