商品の取扱いマニュアル冊子の取扱い

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 当社は、美容室を経営する法人ですが、令和2年3月に、美容室専用商品として、①髪質改善薬剤セット一式(100パック入り)127,072円と、②髪質改善シートマニュアル一式(①の薬剤の取扱いマニュアル一冊(DVD付)、ヒアリングシート100部)110,000円を購入しました。
なお、②については、薬剤の取扱いマニュアルとヒアリングシート100部の金額内訳はなく、また、ヒアリングシートは、顧客との打合せ用メモ書きシートであり、コピーすれば複製可能なものです。
 このような場合、①と②は一体の商品として考えるべきですか。
 仮に、①と②が一体の商品とした場合には、本薬剤は、通常業務に使用する薬剤なので、①と②の合計を棚卸資産(1パック当たり2,370円の薬剤)と考えてよいですか。
 仮に、①と②が別商品だと考えた場合には、①は棚卸資産とし、②はヒアリングシートが100枚あることから、1単位としては「取得価額が10万円未満のもの」と考えて、少額の減価償却資産として取り扱ってよいですか。
 また、少額の減価償却資産に該当しないとした場合には、耐用年数についてどのように考えるべきでしょうか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

(回答要旨) ①と②………
(回答全文の文字数:873文字)