連結納税への加入に伴う資産の時価評価損益対象資産の範囲

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
【前提事項】
・A社は、連結納税を行っているS社の100%子会社となることを予定している。
・100%子会社化にともない、A社はS社を連結親法人とする連結納税グループに加入することになり、税務上時価評価対象資産について、時価評価が必要となる。
・A社の貸借対照表の固定資産の部には、会計上所有権移転外ファイナンスリース取引に該当すると判定された建物に係るリース取引が、リース資産として計上されている。なお、当該リース取引は、税務上もリース取引に該当すると認識している。


【質問事項】
 法人税法61条の12に規定する時価評価資産に、リース資産が含まれるか否かをご教示ください。
 リース資産が時価評価資産に該当する場合に、法人税法基本通達13?2?2に規定する減価償却資産として取り扱って問題がないかもご教示ください。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

1 時価評価資産の範………
(回答全文の文字数:2674文字)