海外子会社からの受取配当の円換算

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 海外子会社からの受取配当金の処理のことでご教示ください。
 日本法人であるA社は、海外子会社からの受取配当金の額が決定した6月に、決定した日のレートで受取配当金を未収計上しています。
 そして7月以降の実際に配当金が入金されたときに、6月の未収配当金の仕訳を取り消して、改めて配当金が入金された日のレートで受取配当金を計上しています。
 A社社内からは未収計上した配当金額はそのままにして、7月以降の実際に配当金が入金されたときに、差額を為替差損益で処理した方がより正しい表示ではないか、という意見が出ました。
 本来どのように処理するのが正しいのでしょうか。
 また、別表8(2)の「外国子会社から受ける配当等の益金不算入等に関する明細書」に記入する配当金の額は、入金時のレートでの配当金額という理解でよろしいでしょうか。

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 ご承知のように、法………
(回答全文の文字数:799文字)