自家製メニューの味見等に要する費用と食事提供(経済的利益供与)の関係

※ 事例の内容は発行日時点の情報に基づくものです

[質問]
 飲食店を店舗展開している会社があります。従業員の食事補助(食事の価格の半額上限を個人負担及び一カ月当たり3,500円以下)をしながら、従業員の意見を聞いてメニューに反映する予定でした。
 自己負担額を割高に感じるのか、食事補助利用者が非常に少なく、一桁の店舗が散見される現状になっています。
 コロナで売上が激減していることもあり、従業員の意見を反映できる機会を構築したいとの思いで、月に一度、自店で販売する食事品を客観的に判断(味やお奨め度等)できるような機会を与える制度構築を検討し、レポート提出をお願いし、メニューに反映する予定です。
 この場合、食事負担額は、広告宣伝費(販売促進費)でいいでしょうか。それとも、給与所得になるのでしょうか。レポート提出の有無は、この判断に影響を与えるでしょうか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

 元来、飲食店で顧客………
(回答全文の文字数:854文字)