[質問]

　有限会社Ａが、補助金交付で今まで役員Ｂが所有していた建物を取り壊したいとの相談があり、役員Ｂはその建物を会社に贈与したいとのことです。

　築50年以上の建物で、固定資産税評価が13000000円と相当高い評価となっています。時価は不明のため、不動産鑑定士に算定依頼することを勧めています。

　土地は役員Ｂの所有です。

　時価が不明なので固定資産税評価で仕訳しています。

　建物　13000000 ／ 建物受贈益　13000000

　有限会社Ａは取崩費用の10000000円の3分の2の補助金を受けて取崩を行う予定です。

　現金　6666666 ／ 雑収入　6666666

〇建物取り崩した時の仕訳

　建物取崩費用　10000000 ／ 現金　10000000

　建物除却損　　13000000 ／ 建物　13000000

　上記の経過で役員に対する賞与と認定されることはないでしょうか。

 

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