棚卸資産の収益計上時期について

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです

[質問]
 A社は希少価値の高い家具(ジャンヌレ、コルビジェ等、数百万~数千万円)を仕入れ販売しています。
 通常は前もって仕入れるのではなく、顧客から指定された家具を見つけて販売するケースが多いです。
 希望した家具が見つかると、顧客は確実に取得したいことからA社に請求書を発行してもらい即入金します(支払金額も大きいので早めに払ってもらう意味もあります。美術品等もこのような取引をするようです。)。
 納品については即納の場合もあるが、そうではなく
1. 入金後にその家具を入れる家屋や部屋を設計建築する場合もあり、その際は納品が入金から1か月後から1年後になる。
2. 入金後にその家具の修理等を行うが、修理できる人が限られており納期まで数か月かかる。
というケースがあります。
 1.2.のような前提で、売上の計上時期について引き渡し基準を適用している場合、納品の日に売り上げを計上すれば良いでしょうか。それともすでに販売済みであり、単に商品を預かっていると考えるべきでしょうか。 またキャンセル可否は影響するでしょうか。

[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

 法人が資産の販売若………
(回答全文の文字数:596文字)