分掌変更による役員退職給与

※ 事例の内容は回答年月日時点の情報に基づくものです
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[質問]
 2月決算法人の同族会社です。
 代表取締役が2月15日に退任して非常勤の平取締役になります。
 役員退職金を退任月である2月に全額振込で支給する予定です。退任後の役員報酬は160万円、現在の役員報酬は400万円です。退職後は非常勤役員で会社の業務は行いません。
① 2月に臨時株主総会を開催し、役員の分掌変更と役員退職金3億7千万円を支払う決議をして振込みをします。役員退職金の支給額は役員退職金規定に基づき功労加算金を含めて3倍以下となっています。
② 今の役員報酬は月額400万円で、2月分の役員報酬は減額前の報酬400万円を支払い、3月以降は臨時株主総会で160万円と決議する予定です。
 株主の明細及び持株割合は以下のとおりです。
 現代表取締役  59%
 配偶者     13%
 長男      13%
 次男      13%
 その他      2%

質問
1. 過大退職金の問題は別として、今期の損金として問題はないと思いますがいかがでしょうか。
2. 役員報酬について、2月はまだ代表取締役でもあるので400万円を支給し、3月から160万円の支給にしたいと考えています。定期同額給与で何か問題がありますか。

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[専門家からの回答]  ※税理士懇話会が顧問契約している専門家の一覧はこちら

(1) 御質問の場合………
(回答全文の文字数:1226文字)